内分泌系の機能2:Day25 <生理学教室58days>

生理学教室58days

第25日目。内分泌系の機能2 です。

下垂体は小指頭大で、前葉および中葉(腺組織)後葉(神経組織)にわかれている。

【視床下部一下垂体系】

視床下部神経細胞から神経分泌された放出ホルモン (RH)が、下垂体前葉の腺細胞を刺激し、2種類のホルモンと4種類の刺激ホルモン(SH)を内分泌させる。

2種類のホルモン

成長ホルモン

視床下部 → 成長ホルモン放出ホルモン (GHRH)成長ホルモン (GH)

成長ホルモン (GH)の作用
  • 視床下部からのGHRHが下垂体前葉を刺激して分泌させるが、過剰分泌では、同じく視床下部から分泌されるソマトスタチンにより抑制される。
  • 成長ホルモン分泌は睡眠時に多く、また、覚醒時においては低血糖ストレス、運動でGHRHの分泌が増えることにより多くなる。
  • 肝臓からソマトメジンを分泌させ成長を促進する。
  • 肝臓からのグルコースの放出、脂肪分解により血糖値を上げる
  • 過剰 : 巨人症、末端肥大症
  • 不足 : 小人症

プロラクチン

視床下部 → プロラクチン放出ホルモン (PRH)プロラクチン (PRL)

プロラクチン(PRL)の作用
  • 視床下部からのPRHが下垂体前葉を刺激して分泌させるが、過剰分泌では、同じく視床下部から分泌されるドーパミンにより抑制される。
  • 乳汁を作り、分泌する。

4種類の刺激ホルモン

甲状腺刺激ホルモン

視床下部 → 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)甲状腺刺激ホルモン(TSH)

( → 甲状腺ホルモン ※甲状腺から

副腎皮質刺激ホルモン

視床下部 → 副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン (CRH)副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)

( → 副腎皮質ホルモン ※副腎皮質から

性腺刺激ホルモン 2種類(ゴナドトロピン)

視床下部 → 黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH)黄体形成ホルモン(LH) / 卵胞刺激ホルモン (FSH)

( → 性腺ホルモン ※精巣、卵巣から

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