筋肉の痛みについて考えてみましょう。
はっきりしない筋肉痛
筋肉の痛みは、重だるく、広い範囲が痛く感じ、痛み方も鈍くはっきりしないことが多いです。
そのため、どこが(なにが)原因で痛みが出ているかが大変わかりにくく、また原因となる箇所と関係がなさそうな場所が痛くなっていたりすることも多く、なかなか厄介です。
関連痛
関連痛と聞くとよく、「狭心症の発症の際に左肩に痛みが出る」、「胆石の時には右肩に痛みが出る」などと言われることがありますが、臓器と関連痛の場所はある程度パターンがあるので診断の手助けになるようです。
関連痛が起こる原因は、ある内臓の痛みを伝えてきた神経とある皮膚の痛みを感じる神経が脊髄でまとめられて脳に行くのですが、その際にどっちの痛みなのか分からなくなって、内臓の痛みを皮膚の痛みと誤認してしまうことが起こるという説があります。
筋肉の関連痛もこれと同じと考えられていますので、痛い場所への治療だけでは、なかなか根本的な改善にはなりません。
トリガーポイント
トリガーポイントと言われる考え方があります。これは、筋肉の障害部位が引き金(トリガー)になって、離れた場所の痛み(関連痛)を誘発するというものです。トリガーポイント治療では、その障害部位(トリガーポイント)にアプローチすることによって関連痛を取っていきます。
当院では、この理論に基づいて、筋筋膜リリースやトリガーポイント治療を行っています。
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