尿の生成と排泄3:Day23 <生理学教室58days>

生理学教室58days

第23日目。今回は尿の生成と排泄の3です。

尿の生成と排泄3

不要な物質は糸球体でろ過され、更に毛細血管から遠位尿細管へ分泌されて効率よく排泄される。

分泌はまた、電解質イオンの調整によりホメオスタシスを維持する。

二酸化炭素(CO2)は、尿細管壁細胞炭酸脱水酵素により炭酸(H2CO3) となり、これが解離して水素イオン(H+) 重炭酸イオン(HCO3-) となる。体が酸性に傾くと H+ が尿細管内に分泌され、HCO3- は血液に取り込まれて pH 7.4 に戻る。

アンモニア尿細管細胞内でつくられて尿細管内に分泌される。

K+ は近位尿細管でいったん再吸収されるが、遠位尿細管で再び分泌されてバランスを取っている。

1日 1.5L の尿の大部分は、尿素塩化ナトリウム (塩)で、正常ならグルコースアミノ酸たんぱく質は出ない。

平滑筋で出来ている膀胱に尿が溜まると、壁伸展受容器が興奮して信号が副交感神経である骨盤神経を通り、仙髄および橋の排尿中枢に伝わる。その後、再び遠心性に骨盤神経を介して尿道括約筋を弛緩させ、排尿が起こる。これが排尿反射である。【自立律神経系】 ※おしっこをしたくなってしちゃう状態

横紋筋の尿道括約筋へは、大脳皮質から体性神経系の陰部神経も制御を行っていて、収縮して排尿に抑制をかける。【 体性神経系】 ※おしっこをがまんしている状態

Day22 << >> Day24

リンク

鶴亀接骨院のカラダケア サイトマップ

佐久市鶴亀接骨院 公式サイト

キュアレ総合サイト|姿勢ケア、食事ケア、ストレスケア

生理学教室58days
ブログの更新をメールで受取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

シェアする
鶴亀接骨院をフォローする
タイトルとURLをコピーしました