循環の生理学2:Day07 <生理学教室58days>

生理学教室58days

第7日目。循環の生理学の2日目です。

循環の生理学2

  • 心臓の活動電位の記録である心電図の誘導は、標準肢誘導増高単極肢誘導と一般的な単極胸部誘導の三種類ある。
  • 洞房結節がペースメーカーとなり、規則正しいリズムでP波が出現。
    • P波 (PQ間):心房の興奮 (収縮)
    • QRS波心室全体への興奮の広がり (収縮)
    • T波: 心室の興奮の回復 (再分極) = 弛緩
  • 冠動脈の血流障害による心室に発生する心筋壊死心筋梗塞といい、ST上昇陰性T波が出る。
  • アイントーベンの正三角形から平均電気軸を計算し、心臓の位置、心室の肥大等の異常を見つける。
  • すべての細胞は、-20~90mVの静止膜電位を持つが、心筋細胞は、 Na+ の流入で膜が脱分極すると活動電位が発生して収縮が起こる。
  • 心周期では、血液は圧の高い方から低い方へ流れ、充満期等容性収縮駆出期等容性弛緩期が繰り返される。
  • 充満期では房室弁が開き、心房から心室へ血液が流れて心室に充満する。
  • 心臓のの開閉や血流の状態の変化で起こる振動を心音といい、房室弁が閉じた音Ⅰ音大動脈弁、肺動脈弁が閉じた音Ⅱ音である。

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