前回はからだを動かして血行をよくするお話でした。
今回はもみほぐしなどの効果について考えてみます。
手技療法
オイルマッサージやリフレクソロジー、もみほぐし、指圧などは手技療法と言われます。気になる部位を押したり擦ったりすることで血行が良くなったり、気持ちよくなりリラックスすることによってストレスの軽減になったりと様々な効果が期待されています。
接骨院等でも、筋筋膜リリースやトリガーポイント療法、場合によっては、もみほぐしの様な手技療法も行いますが、もみほぐしサロン等とは目的が異なります。
治療院系では、痛み等の改善を目的に手技を行います。施術者が、柔道整復師(接骨院・整骨院)、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、理学療法士、作業療法士などの国家資格を持っている場合が多いです。(”整体院”は、法律上、国家資格は必要ないので民間資格だけの場合もあります。)
それに対し、サロン系では、リラクゼーションがその目的になります。結果的に痛みがやわらいだりすることは多いのですが、治すために施術を行う訳ではありません。
そもそもの目的が異なりますので、それを踏まえてうまく利用して頂ければと思います。
効果
手技療法は、ツボを刺激したり皮膚に触れることによってさまざまな効果が期待されます。
痛みの軽減等はもちろん、便秘や睡眠など自律神経系の改善やメンタル面でもリラックスしたり、逆に元気が出たりと様々な効果が期待できます。
体表には反射区・反射点とよばれる場所があり、そこを刺激すると内臓の調整が出来ることが知られています。手技で内臓や自律神経の調整が出来るのはうれしいですね。
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