下肢静脈瘤の疑い【佐久市 鶴亀接骨院】

エッセイ

静脈瘤かもしれなくて…

その患者さんは、ちょっと不安そうに言いました。立ち仕事で重い荷物を運ぶことが多いお仕事らしく、最近下肢の血管が浮き上がって見えるようになったそうです。もし静脈瘤だったとしても軽い状態でしたら運動等で対策は出来ますので今日はそんなお話です。

まずは病院で検査して診断をしてもらって、病院での指示に従ってください。

下肢静脈瘤とは

動脈は心臓のポンプで押し出されて血液の流れを作って体の隅々に血液を送ります。静脈は逆に体の隅々から心臓に向かって血液を戻すための血管です。静脈は筋肉の動きがポンプの役目をして血液を心臓に戻すのですが、ポンプの力が弱いので、血管内に静脈弁という逆流を防ぐ弁があります。

下肢静脈瘤というのは、この静脈弁がうまく働かず血液が心臓にしっかり戻れなくなる病気です。特に下肢は重力に逆らって戻さなければならないので、長時間立っている仕事などをしていると症状が出ることがあります。

保存療法

症状によっては手術などする場合もありますが、ここでは保存療法で出来ることについてふれます。ただし、一般的な内容ですので、医師の指示がある場合はそれに従ってください。

同じ場所に長時間じっと立っているのは避けて歩き回ったり休憩をとることが大事です。長時間座ったままもよくありませんので、時々立ち上がって運動をしたり、足を高くするようにするといいですね。足のマッサージや、足を高くして寝るのも効果があります。

つま先の上げ下げ

横になって足を上げてブラブラさせる

毎日歩く習慣をつける

ふくらはぎを心臓に向かってやさしくマッサージする

着圧ストッキングや弾性ストッキングの着用

などが効果があります。

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